前回の記事で、韓国の年長者を敬う文化にちょっと触れました。
今回もそのことについて描いてみます。
あるときソウルにて、けっこう混雑している地下鉄におじいさんが乗ってきた。
するとおじいさんが車両に入って来た瞬間に、多くの若者がさっと立ち上がったのだ!
感心、感心じゃのう。(←おまえも立て)
おじいさんはにっこりほほえんで、近くの座席に座った。
おじいさんが座ると周りの若者たちも再び腰を下ろした。
おじいさんはとくにお礼も言わないけど、良い雰囲気であった。
若者が譲ることも、年長者が好意を受けることも、ごくごく当たり前のことなのだろう。
またこんなこともあった。
5年以上前になるけど、ぐりちゃんと共にソウルから鉄道に乗って、ちょっと遠くの町へ向かっていたときのこと。
乗ったときは空いていた車内で、1時間以上揺られてぐっすり眠りこんでしまう。
すると突然衝撃が走る!
だれかにぽかすか叩き起こされる!
目を覚まして見上げると、ハルモニ2人が激おこ!
ハルモニから見て若者はぜんぶ学生である。
あわてて退散するわれわれ。いつのまにか車内は混んでいたのだ。
お年寄りが大切にされて、のびのび生活できるのは良いことだε=ε=(;´Д`)